会計はBSアプローチ一択

2024/7/10

accounting
会計
貸借対照表
損益計算書

世界のエリートがやっている会計の新しい教科書とは

会計に対して距離を置いてるビジネスパーソンに超わかりやすくキッパリと説明したもの。
会計の入り口でもあり、脱落しまくる場所である、貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)について理解できたので
アウトプットする。

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貸借対照表(B/S)の理解

定義: 貸借対照表は、企業の財政状態を特定の時点で示す書類。B/Sは以下の三つの要素で構成されている

  • 資産 (Assets):
    企業が所有するすべての財産や権利。現金、預金、売掛金、在庫、設備などが含まれる。
    例: 現金100万円、売掛金50万円、在庫30万円、設備100万円

  • 負債 (Liabilities):
    企業が返済する義務のある借金や債務。買掛金、借入金、未払費用などが含まれる。
    例: 借入金80万円、買掛金20万円

  • 資本 (Equity):
    企業の所有者(株主)が所有する純資産。資産から負債を差し引いたもの。
    例: 資本=資産(280万円)-負債(100万円)=180万円

バランス

貸借対照表では、以下の関係が常に成り立つ。
資産=負債+資本

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損益計算書(P/L)の理解

定義: 損益計算書は、企業の一定期間における収益と費用を示し、その結果としての利益や損失を明らかにする書類。

  • 収益 (Revenue):
    企業が商品やサービスを販売して得た収入。売上高など。
    例: 売上高500万円

  • 費用 (Expenses):
    企業が収益を得るために支出したコスト。材料費、人件費、販売費、管理費など。
    例: 材料費200万円、人件費100万円、販売費50万円、管理費30万円

  • 利益 (Profit):
    収益から費用を差し引いた残り。以下のように計算される。
    利益=収益−費用

収益と費用の関係:
損益計算書のフォーマットは以下の通り。

  • 売上高−売上原価=売上総利益
  • 売上総利益−販売費及び一般管理費=営業利益
  • 営業利益+営業外収益−営業外費用=経常利益
  • 経常利益+特別利益−特別損失=税引前当期純利益
  • 税引前当期純利益−法人税等=当期純利益

  • 次の情報を使って貸借対照表を作成する。

現金: 200万円
売掛金: 150万円
在庫: 100万円
設備: 300万円
買掛金: 120万円
借入金: 180万円

資産合計: 200 + 150 + 100 + 300 = 750万円
負債合計: 120 + 180 = 300万円
資本: 750 - 300 = 450万円

  • 次の情報を使って損益計算書を作成する。

売上高: 1000万円
売上原価: 600万円
販売費: 100万円
一般管理費: 50万円
営業外収益: 20万円
営業外費用: 10万円
法人税: 40万円

売上総利益: 1000 - 600 = 400万円
営業利益: 400 - 100 - 50 = 250万円
経常利益: 250 + 20 - 10 = 260万円
税引前当期純利益: 260万円
当期純利益: 260 - 40 = 220万円

まとめ

もう少し会計について掘り下げた内容は
実際に使うようになってから学んで書いていこうと思う。