こんにちは。
本屋をうろついていて、この本を見つけたので読んでみました。
ざっくり感想
本の構成としては、基本的に童話がプロジェクトマネジメントの視点から改変されたストーリー(ちょっと横文字多過ぎで笑ってしまう)と、そのストーリーに沿ってプロジェクトマネジメントの考え方が説明されています。
なんとなく、個人的にはストーリーと紐づいていた方が覚えやすかったり、理解しやすかったりするので、この構成は非常に良かったと思います。
また、PMBOKというプロジェクトマネジメントに関する資格についても言及がいくつかあり、プロジェクトマネジメントという抽象度の高いスキルについても体系化され、資格化されているということを知りました。
PMBOKについては、様々なブログなどで詳細が紹介されているので、そちらを参考にしていただければと思います。
具体的なストーリーで印象に残ったものをメモ
三匹の子豚
- プロジェクトの目的ってなんだっけ?というのを明確にすることが大事
- クライアント相手へのヒアリングは結構図太く繰り返す必要があるなという再確認
- 思い込みでやると失敗するの、本当にあるあるなので気をつけたい
ヘンゼルとグレーテル
- 実際2回目だと思ってたけど変更があったせいで大変になるケースはよくある
- その場合に、「ここが違うからこういうことになるよ」は割と気付きづらい肌感
- 一回成功してるイメージが「まあなんとかなるやろ」という感情にさせてしまいがちなので、気をつけたい
アリとキリギリス
- ルーティンワークが実際忙しい時にどうすれば良かったのか
- 早めに交渉してればこちらが提供できる何かがあったかもしれない
- 早めの相談、コミュニケーションが全てを救うという話として読みました
今回はこのあたりで。
1時間ちょいくらいでサクッと読めるので、移動時間などに読んでみるのも良いかもしれません。