こんにちは。
僕は社会人として丸2年過ごしてきました。
積読していたこの本を読んで、実際に(無意識に)使っていてとても効果があったなと思えるスキルがあったので、
自分の2年分の簡単な振り返りと大事なことをしっかりメモしておくという意図で
3つのスキルについて書き残していきます。
スキルとは?
スキルっていう言葉を聞いて、何かテクニカルなもので、
何日・何週間・何ヶ月かけて習得するものという意味で考えていましたが、
この書籍においては「考え方」という概念で、次の瞬間からできるもの として書かれていました。
そんな中で、大事だなと思ったスキルは
- 進行力
- 営業力
- 希少力
をあげます。
1つずつ解説していきます。
進行力
これは、
「非合理でもいいから能動的に何がなんでも物事を前に進める力」
ということだそうです。
この力が大事だなと感じたシーンはいくつか経験しました。
PJTとかタスクを頼まれた時に、
経験がないので、最適・最短のやり方がわからないことがほとんどで、
かつ経験も知識もないのに、色々考えてしまう みたいなことがありました。
実行していないので、結果していないのと同じです。
たまに考えて動くのが遅れたり、そもそもやらなかったりみたいなことがありました。
逆に、何か業務をしていて、とてもうまくいったときは
- 一旦、手を動かしてみる。
- 動かしながら先輩や自分で振り返りながら少しずつ良くしていく。
ということをしていたなと思います。
この書籍にもありますが、
「とにかく前に進めることができる人材」というだけで
ビジネスの場における価値は上がるらしいです。
これからやったことがあることが増えていったりしていく中で、
あれこれ考えて結果行動できないみたいなことがないように、
とりあえず動くということを意識的に行っていきたいなと思えました。
営業力
最初に、自分は営業マンではありません。
サービスを開発しているチームに属しているので、営業とは程遠い場所に存在しています。
でも、この「営業力」が必要だなと思う経験をしました。
それが、開発しているサービスがどれだけ良くて、使用してくれている顧客にも好評でも
普通に売れない という経験ことです。
なぜ普通に売れないかというと、
営業をしてくださる社内の人がそのサービスのことをよく理解していない
という理由としてありました。
〇〇のポイントで優れているから、顧客に刺さるという想像をさせることも
サービス開発者としての仕事なんだということに気づきました。
顧客に営業をする人だけが必要なスキルではなくて、
どんなポジション・状況でもコミュニケーションの場を作り、
誰かに変化を起こすという時点で「営業」なんだなということに気づきました。
希少力
自分は、100名規模の組織である施策に抜擢されました。
その理由が、元気×頑丈 だからです。
最初、「普通やん。」って思いました。
が、逆に、この掛け合わせですらある程度尖るレベルであれば
100名規模なら全然オンリーワンになれるものということを知りました。
もともと「希少」というキーワードには、
めちゃくちゃ専門的な知識と、他ではできない経験とかを持っている人にふさわしいもの
と言った感じで捉えていました。
しかし、案外ありきたりっぽい特徴でもいくつか掛け合わせたら、
他にいない「希少」人材になることを身をもって知りました。
この経験から、満遍なくいろんなことができることも大事ですが、
3,4年目くらいまでは、1,2個でもいいからとにかく尖らせるということを意識して、
その結果、誰かの目にかかる → 打席に立てる
というサイクルを作っていきたいなと思います。
最後に
他にもためになるものはめちゃくちゃ書かれていましたが、
あくまでビジネスの場に2年いた人間があってよかった / やっててよかったと感じたスキルを3つ紹介しました。
また中堅(5,6年目)くらいになってから読み返してみようと思います。