この本の骨組みは、
1-3年目(マネージャーとしての4年目も含まれる)の各年代で
必要になってくる技術を網羅的に教えてくれる本。
1年目を振り返って、何よりも大切だなと感じた項目を3つ挙げていく。
①相談ではなく、相談+報告
②未熟だからではなく、出席するならなんらかの発言する
③PowerPointを開くのは最後の最後で、9.9割はword使う
この3つについてなぜ必要か?を含めて簡単に書いていく。
相談ではなく、相談+報告
結構やりがちだったかもしれない。
考えるとそうだが、相談をもらった側は、「結果どうなった?」と考える。
そもそも相手になってくれる人は、忙しい時間を使って自分を使ってくれている。
その時間を使ってあげたのに、その報告がないとないまま、重ねて新しい質問が来ることを想像してみると、
どうなったか?の意識が消えないまま重ねられて、「もう一回教えてあげようかな」とは思えない。
社会人になりたては、自分の判断で行うことが少なく、
逆にいろんな人に聞いて何かアクションをすることが多い。
なので、相談したら、その結果の報告をする。
これを意識することが、相談する相手との関係性を深める・さらにアドバイスをもらう
きっかけになるので、この本を読んでから欠かさないように意識している。
未熟だからではなく、出席するならなんらかの発言をする
「発言しないなら、出席する必要ないよ。」
この一年(主に最後6ヶ月)はこの言葉が呪いでした。
これを自分に伝える人の意図は、
そのミーティングは人ごとではなくて、当事者意識をもってくれ
という意図だったが、最初はビビった。
とはいえ、すぐにバリューを出せるわけでもないが、
社会人である以上、その時間もフィーは発生しているので、
どうにかして発言するTipsが紹介されていたので、中でも使える3つを書いておく
(早く知りたかった。)
- テーマの事例をこっそり調べる
- 過去の資料を全て持っておき、「ここに載っている」と言えるように
- 変なこと言ってもスルーされるだけなので、心配しない
基本スルーされるは結構近しい経験をしたことがあるけど、
それが嫌われてるとかじゃなくて、
ミーティングの時間の有効活用するためだから本当に気にしなくてよかった。
PowerPointを開くのは最後の最後で、9.9割はword使う
「考える」と「描く」を分けることがアウトプットを最大効率にする上で重要。
1枚のスライドを作る工程を8ステップごとに書いていく。
※一つでもステップを飛ばすとアウトらしい。
①スライドで答える「論点(問い)」を明確に言語化し、仮にでもメッセージを文字に落とす(word)
②何をスライドのボディに書けば、そのメッセージを言えそうかを考える(word)
③インタビュー、事例調査、分析などTASK設計を考え、赤で追記する(word)
④ひたすら作業。③で行なった内容をひたすら調べ上げる。
⑤スライドで表現する「メッセージ」と、メッセージを支えるボディにどのような内容を載せるか考える(word)
⑥PowerPointにコピペしたら良いまで文言を磨き込む(word)
⑦どういうバランスで、どういう色味で書けばより美しいか?を論点にスライドに落とし込む
⑧誤字脱字のチェック
「考える」と「描く」がごちゃごちゃにならないようにする。
PowerPointからつくって、「基準が低いね」とか「全然ちがう」と言われるので、
この順に沿って作ることだ大切。
まとめ
この3つが業務を行う上で、一番効果的だなと経験を通して感じた。
2年目用のポイントのなかでも、1年目から使えるものがあったので、そのことに関する投稿も
行おうと思う。