案件で家を撮影することがあり、外観・内観を撮影していく中で、
どうやったら写真を通して意図している伝え方ができるのか?ということに疑問がでたので、
この本で疑問を解消してみました。
構図
主役に集中させる
点構図
- シンプルな空間に「点」を置いたように被写体が配置された構図のこと
- 被写体だけじゃなく空間の広さを伝えられる
日の丸構図
- 画面の中央付近に主題が置かれた構図
- 伝えたいものがはっきりしている時に有効。ただ、多用すると単調に感じられる
フレーム構図
- 窓から、樹木から、トンネルの向こうから、奥側にメインの被写体を強く印象に残せる。
- フレームは多すぎず、重くしすぎずを意識する。
シンプルなライン
シンメトリー
- 上下、左右で対象になっている構図。
- 日常生活で身近には見つかりずらい、非日常の美しさを感じさせる
二分割構図
- 画面を上下左右で分割し、シンプルでみやすい構図。
- 遠景風景や街のスナップでよく使われる。
三分割構図
- 画面の縦横を三等分してできたラインを参考にして作る構図。
- 二分割より複雑な構成ができるので、バリエーション豊かな表現が可能。
動きを生む
曲線構図
- 丸みや曲線のある被写体の造形を取り入れたもの
- 動きを出したり、柔らかい印象に仕上げられる
放射線構図
- 放射線の向きを取り入れた構図。
- 「神秘的でドラマチック」な印象になる。
三角形構図
- 三角形のラインに合わせて構成した構図。
- 建物うあ風景が末広がりでリアルに業者されるため、ダイナミックに
風景による写真の撮り方 / 選び方
感じさせる写真
- 主に絵を味わうために向いている写真
- 被写体を正確に写すことよりも、写真全体の雰囲気を優先
- 生々しい印象にならないよう、ブレやボケなどで抜けを作る
読ませる写真
- 主に説明するのに向いている写真
- 被写体そのものを過不足なく捉えている
- ボケ、ブレ、色被りはノイズになるので少なめに
おわりに
まだまだ技法などはあるとは思いますが、
この量の写真の構図・撮り方だけでも、どの用途に使うときはどうやって撮るか?
ということが明確にわかりました。
今後案件などで撮影の場に足を運ぶときは、
このような観点に注目しながらカメラマンと連携していきます。