AmazonSQSとAmazonSNSの違いについて調べてみた

2024/12/01

AWS
AmazonSQS
AmazonSMS

AmazonSQSとAmazonSNSの違いについて調べたのでまとめました。

AmazonSQS

AmazonSQSは「順番待ちの整理券システム」です。
例えば、テーマパークのアトラクションに並ぶとき、整理券をもらって自分の順番が来たら案内されます。
この整理券がSQSでいう「メッセージ」にあたります。

特徴

  • メッセージをキューにためておける
  • 必要なときに1つずつ取り出して処理できる
  • FIFOモードを使えば「先に入れた順番」で取り出すこともできる

使用例

  • ウェブサイトでユーザーがアップロードした画像を順番に処理する
  • 注文システムで注文を1件ずつ確実に処理する

AmazonSMS

AmazonSNSは「クラス全員に一斉連絡するLINEグループ」です。
例えば、クラスの担任がLINEグループで「明日は遠足です!」と連絡すると、その通知がグループ全員に届きます。
この通知がSNSでいう「メッセージ」にあたります。

特徴

  • メッセージを 一斉に配信できる
  • 配信先はメール、SMS、アプリ、他のAWSサービス(例えばSQS)など自由に設定できる

使用例

  • システムでエラーが発生したら、担当者にメールやSMSで通知する
  • 新商品のセール情報を、登録ユーザー全員に配信する

AmazonSQSとAmazonSNSの比較

特徴 Amazon SQS Amazon SNS
イメージ 整理券 LINEグループ
目的 順番に処理 一斉通知
動作の仕組み キューにためてコンシューマーが取り出す トピックに送ってサブスクライバーに配信
使用例 非同期処理や注文管理 アラートやお知らせの通知

今回はここまでです。