EMPOWEREDとは?
INSPIREDに続いてマーティ・ケーガンによって、
どうやったらエンパワーされた組織になれるのか?を辞書のように網羅的に書かれた本。
一度読むだけではなく、立ち返る本だと思うが、
得た学びをアウトプットしておく。
どうすればエンパワーされた組織になれるのか?
①有能なプロダクトリーダーを配置する。
これを行わないと、必要なメンバーの採用やコーチングも雇えず、強固なプロダクト戦略も策定できず、
リーダーやステークホルダーの信頼も得れない。
②メンバーの採用や教育の権限を、有能なプロダクトリーダーに与える。
ほとんどの場合、プロダクトマネジャーにはさらなるレベルアップが求められるが、
その他の改革が必要になる可能性もある。
③チームがプロダクトチームモデルで仕事する準備が整ったら、ビジネス全体の関係を定義しなおす。
プロダクトチームでは、経営陣や他部門との関係を構築して、
ビジネスとして成り立つソリューションを発案する必要がある。
ここでは経営陣に歩み寄りも必要。
プロダクトチームで重要視されていること
プロダクトビジョン
プロダクトビジョンとは?
プロダクトビジョンは、プロダクト企業がつくろうとしている未来と、
その未来が顧客の生活をどのように向上させるかを記述したもの。
プロダクトリーダーがプロダクトビジョンをまとめ、
プロダクトビジョンによって、顧客に集中しプロダクト組織にとって共通のゴールの役割を果たす。
プロダクト戦略
プロダクト戦略とは?
ビジネスニーズを満たしつつ、
プロダクトビジョンの達成をどのように計画するかを説明すること。
戦略に沿ってインサイトを活用し、行動に落とし込み、最後に仕事をマネジメントして完成まで持っていく。
- 本当に重要なことにフォーカスし、困難な選択を進んで行う
- インサイトを生み出し、特定し、活用する。インサイトはデータの分析や、顧客からの学びによって得られるもの
- インサイトを行動に変える
- マイクロマネジメントに陥らずに積極的なマネジメントを行う
チームトポロジー
チームトポロジーとは?
それぞれのチームにどのように仕事を割り振れば素晴らしい仕事ができるのかを表す用語。
チームの構造と業務の範囲、チーム同士の関係が含まれる。
プロダクトリーダーの職責。「オーナーシップ、自律性、整合性」のバランスを取って設計する必要がある。
他部署や経営幹部との関係
プロダクトリーダーは経営幹部と直接の関係を築く必要がある。
ビジネスになるプロダクトを開発することが目標であるため、ステークホルダーは協力の必要のあるパートナーになる。
まとめ
プロダクト開発という言葉に含まれる範囲が莫大だなと思う。
今自分が読んだ中で上記のことが印象に残ったが、
一年後などに読むと、気づくポイントも変わってくるんだろうなと思うので
また読み直してみる。