はじめに

この本は起業家や投資家についてメインで書かれています。
そんな文章の中で、会社に入社した新卒でも
役立つだろうと感じたポイントが2つありますので、それについてご紹介します。

① クリリンのように立ち回ること

このポイントで重要なのは、ポジショニングに関するものです。クリリンはZ世代の中で最も弱い存在で、ベジータに一撃で倒されるほどです。
しかし、彼らが守っているのは宇宙全体の規模。彼らと共に競い合い、努力すれば地球最強になれました。

地球最強はドラゴンボールの世界だからこそ実現しましたが、
周りが優れた環境に身を置き、そこに慣れるということは現実の世界でもできるし、とても有効的です。
その環境ではトップになれなくても、平均的な実力でも十分なんです。

よく言われるように、自分の周りの5人の平均値が自分となります。
環境によって成長の角度や視点が大きく変わります。社会人になって初めて感じることかもしれませんが、
地元が真面目な地域で、その地域では中の下くらいだったとしても、
高校に進学した際、友達の地元ではその高校に入れるのはトップレベルの人だけであり、彼らが死ぬほど努力したことを思い出しました。

環境に逆らう努力が必要なことに対抗する一方で、「良い環境」にいる人は、
あまり努力や意識をせずとも一般的には思ったより成長していることがあります。
したがって、できればハイパフォーマンスを発揮し続けている人に近づいてみたり、
会社全体が向いていない場合は転職を検討してみることも一つの手段かもしれません。

② 20代が重要な理由を再認識すること

26歳から30歳くらいまでが脳が最も効率的に働くゴールデンタイムであると言われています。
この時期に頑張ることは重要であり、もちろんその5年間をずっと同じ仕事を続けるわけではありませんが、
①で述べたように自然な成長を促進する環境で過ごし、効果的に成長したいと考えました。

この本では最後に、「楽しいこと」に自分の情熱を注ぐことが重要だと伝えられています。
仕事においても「楽しい」と感じることは重要な要素であり、①で言及した転職の話も、
「環境的にも」「楽しさ的にも」良くない企業に入ってしまった場合は、
自分のゴールデンタイムを無駄にしないためにも新たな可能性を模索することが良いと感じました。

終わりに

これらが新卒として心に留めておくべき2つのポイントですが、
もう少し経って後輩や部下ができた際にもう一度読み返し、その時の感想をブログとしてシェアしていきたいと思います。今回は以上です。