アイデアを出すことの重要性

2024/05/25

アイディア
アナロジー
想像力
戦略思考

100%結果を出す、「思考」と「行動」について網羅的に教えてくれるこの本の中で
「アイディア」を出すことが最も価値があるものとして置かれている。

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新しいコンセプトやプロダクトを生み出すことが仕事である職種についていて
アイディアを出す方法やその重要性を理解できたので、アウトプットしていく。

アイデアには想像力が不可欠

ChatGPTなど、人工知能が仕事に浸透し始めている中で、
人間がその人工知能よりも優位なことは、
少ないサンプルからパターンを見つけ出し、知識を転移させていく想像力を使った仕事

この想像力とは、何かを生み出すために必要な能力であり、
日常生活などで、「なぜA課長はB課長と同期なのに、廊下であっても挨拶しないのか?」
という「問い」を設定するために重要である。

→「問い」をどれだけ高精度で立てられるか?が仕事もプライベートでもとても大事なことだなと思う。
 相手が何を考えているか?どういうインセンティブで動いているか?
 ということに敏感にかつ的確に想像できることで
 スムーズに物事を進めていけるんだなと感じた。

想像力と「経験」を組み合わせる

もしも自分が顧客だったら何がほしいのか?どうしてほしいのか?を考える
ただ、いくら想像しても、南アフリカ市場の顧客行動についてわからないのであれば、
現地に足を運べば百聞は一見にしかずで、理解できることもある。
こやって想像力を上げる方法は月並みだが、「小説や映画で様々な人間の擬似体験をする」ことで
その業界についての雰囲気や作法を学べる

→現地に足を運ぶということは経験上とても大切だとわかっていたが、
 映画や小説で擬似体験してそこから学ぶということは新鮮だった。
 その映画や小説もそういった現地をしっている人が作ったものであれば、
 映画や小説を通して現地を見ることができるなあと納得した。とはいえそれだけに固執して
 足で稼がなくなることは避けたいので、いい塩梅で行っていく

アイディアに詰まったらアナロジーで

ビジネスにおいて付加価値を出すための方法に業界や場所を移動させるというものがある。
これは東京で当たり前のことをバンコクで行ったり、自動車業界で当たり前のことをアパレル業界で行ったりすること。

新規事業開発等でアイディアに詰まったら「他の業界ではどうなっているのか?」「他の場所ではどうなのか?」と
まず考えるようにする。また、「似たものは何か?」と考える。

こうした類推をアナロジーと呼ぶが、グループで行うブレインストーミングでは強力な武器になる。
アナロジーによって、意図的に論理を飛躍させて新しい発想を導き出す。
「もしも〇〇がなかったら」
「もしも〇〇が無尽蔵に使えたら」
といった感じ。

→新しいアイディアは飛躍から生まれるということを再認識できた。
 最近プロダクト開発や新規事業においても競合はどこか?など狭い視野で考えていたなと思った。
 業界をおもいっきり飛び越えてみて、論理を飛ばした発想を意図的に行おうと思った。

おわりに

この本を通して、アイディアをどう出すのか?という方法だけでなく、
なんでアイディアが必要なのか?そのためになぜ想像力が必要なのか?を理解できた。

このテーマだけでなく、一流と呼ばれているひとが仕事全般においてどのような思考で仕事をしているのか?
が書かれているので、また1年後くらいに読み直してみようと思う。