論理的に話して論理的に話してと半年間言われ続けて、
反射で論理的に話せるようにはなっていないものの、
「論理的かどうか」を確認する方法を学べたので、その方法を共有します。
この方法が記述されている本は「ロジカルプレゼンテーション」という本です。
この本には論理思考以外にも、仮説検証、会議設計、資料作成とノウハウが書いていましたが、
まず、論理的思考は、他のノウハウ全てに活かせると考えたのでそこから説明します。
論理的とは
論理的とは、「話がちゃんとつながっていること」だそう。
- 「本当にそうなの?」
- 「それだけなの?」
この2つを相手に想起させなかったら、論理的になるらしいです。
論理的にするためには、縦の論理と、横の論理の2つが成り立たせることが重要だそう。
以下2つを説明していきます。
縦の論理とは
縦の論理が通っているとは、「AならばB」ということ。
↑これが本当の「AならばB」であるか確かめるための条件が3つあります。
①経験や思い込みで、口に出さない勝手な前提条件を頭に置いていないか?
②もっと細かく分けて議論する必要がないか?
③たまたまであるものを、必ずそうだと仮定していないか?
この三つを確認することで、「本当にそうなの?」は封じ込めます。
横の論理とは
横の論理が通っているとは、「MECEであること」「誰から見ても全体がカバーされていて、漏れもダブりもない」
そのMECEがむずかしいんだって。と思っていましたが、
MECEであるかを考える前に、「言葉のレベル感」というものを考える必要があります。
これは、
①誰の言葉かを考える
②どんな場面の言葉かを考える
例としてあげれば、
給料日を考えると、「今月の給料が少ない」「人件費を削減しないといけない」では、
「雇用者」と「被雇用者」で「誰」が違います。
りんごを見た時、食べるときであれば、おいしそう・まずそうが出てきますが、
描く時は、丸い・きれいといったように、「場面」が違います。
ここを考えた上で、MECEにしていく
MECEにするためのフレームワークは数々存在するものの、あらゆる状況では使うことは難しいので、
「6次元」で考えると良いらしいです。
6次元は目に見える3次元と、時の流れの1次元、目に見えないものの流れで1次元、
人間の気持ちや習慣で1次元で「全体像」は説明がつくそう。
MECEの一般的な方法の一つの、「マーケティングの5P」を「6次元」で考えてみると、
「物がある」(product)
「きれいに梱包されている」(package)
「売場がある」(place)
上記が目に見える3次元の世界で
ここから時間の流れと目に見えないものの流れに視野を広げると、
売るまでの時間の中に、テレビやラジオを伝わって流れてくる情報(promotion)
顧客の気持ちを考えた時に、値段を気にする(price)
このように、6次元を意識すれば、どのフレームワークもある程度は描けます。
これで、「それだけなの?」は封じ込めます。
まとめ
誰かと仕事する上で、「本当にそうなの?」「それだけ?」と言われることなく、
スムーズにタスクをこなしたいので、
「縦の論理」「横の論理」を無意識で使えるくらいになるまで、
自分で「本当にそうなの?」「それだけ?」と問い続けていきます。
また半年後くらいに、論理的思考力がついたかどうかの報告ができたらと思います。