皆さん、メモツールは何を使っていますか?
今更ながら、私が最近試してみたのが Obsidian。ノートアプリといえばNotionが人気ですが、Obsidianはまた違った魅力を持つツールです。特に「ローカル環境で動作するメモアプリを探している」「iCloud Driveで同期したい」「手書きメモも取り入れたい」そんな方にピッタリの選択肢になります。
この記事では、MacでObsidianをインストールし、クラウドストレージを活用してローカル環境を構築する方法 をご紹介します。
Obsidianとは?
Obsidianは、オフラインで利用できる Markdownベースのノートアプリ です。以下のような特徴があります。
- 完全無料で利用可能(一部有料機能あり)
- ローカルにデータ保存が可能(クラウド依存なし)
- マークダウン記法に対応(シンプルなテキスト管理)
- 双方向リンクが可能(Wikiのようなメモ管理)
- 豊富なプラグインでカスタマイズ可能
なぜObsidianを選ぶのか?
私はNotionを長年使ってきましたし、これからも使い続けると思います。
一方、Notionはチームでの共有やタスク管理には最適ですが、個人用のメモツール としては少しオーバースペック。また、個人用は無料版を使っていることもあり、アップロードファイルサイズの制限があったりと少々気になるところも。
さらに、iPadの手書きメモアプリであるGoodnotesをこちらも長年使っているのですが、メモの場所が散らばるけど手書きでメモもしたい…と少し晴れない気持ちで使用していました。
そこで、ローカル環境で快適に動作し、シンプルにメモを管理できるのはもちろん、手書きメモも使えちゃうObsidianを試してみることにしました。
MacにObsidianをインストールする方法
1. Obsidianをダウンロード&インストール
公式サイト(https://obsidian.md/)からMac版をダウンロードし、インストールします。
2. iCloud Driveにメモの保存場所を設定
- Obsidianを開き、「新しいボルトを作成」→任意のフォルダ名を記入→ 保存場所を
iCloud Drive/Obsidian
に指定 ※フォルダ名はなんでもいいです - これで iCloud Drive経由でデバイス間の同期が可能 に!
3. 手書きメモを取り入れる(Excalidraw)
Obsidianは基本的にテキストベースですが、プラグインを活用することで 手書きメモ も可能になります。
Excalidrawの導入
- Obsidianの「設定」→「Community Plugins」→「有効」→「Browse」で
Excalidraw
を検索 - インストール&有効化
- 自動保存の頻度などお好みに合わせて設定
これで iPad + Apple Pencilで手書きメモが取れる 準備ができたので、Notionのような タイピング+手書きとのハイブリッドなメモ環境 を作れます。
実際に手書きメモを使ってみる
⌘P
でコマンドパレットを呼び出して、「Excalidraw: create new drawing」を選択
- 画像のように手書きができるようになりました
iPadなどマルチデバイス対応も試してみてうまくいったら、まとめたいと思います。
それでは〜