こんにちは、プロダクトマネージャーとして、もうそろそろ半年になる新人です。
今回は、プロダクトの価値向上のために仮説検証を回していく際に上司や先輩に相談をするのですが、
「課題」という言葉の解釈が周りと一致しておらず、仮説検証を始めることすらできなかったことを共有します。
仮説検証とは
仮説検証を始めるにあたって、課題は何かを特定しに行きます。
その課題を明確にするために「課題仮説」として検証を行います。
そしてその検証は、顧客や現場のチームへヒアリングを行う。データから分析を行うなどして行なっていきます。
課題を特定するには?
ご存知の方が大半だと思いますが、
「課題」とは「理想」と「現状(問題が起こっている状態)」のギャップのことを指します。
簡単な例で火事をあげます。
理想:安全な避難経路と避難計画が確立されている。
現状:安全な避難経路と避難計画が確立されていない。
課題(理想と現状のギャップ):避難経路や避難計画が不十分または十分に広く知られていない可能性がある。
このように考えられます。そこから本当に「広く知られていない」「避難経路や避難計画が不十分」なのかを検証していきます。
これが「課題仮説を検証すること」になります。
「課題」を「何」と理解していたのか?
僕はこの理想と現状のギャップである「課題」を「現状(問題)」と認識していました。
(そう認識していることすらこのタイミングで気づきました。)
つまり、「課題はなんだろうね」っていう話をしているタイミングで、僕はその場に起きている問題を上げまくり、
(え?これくらいすぐ気付けるでしょ??おかしくないか?)と勝手に心の中で思い込んでいました。
しかし、他のメンバーたちはその問題はもう認知し切っており、
その先の理想状態を考え、ギャップである「課題」を特定しに行っておりました。これを正確に理解するまで時間がかかり、
かなりその間は先輩たちからご指摘をいただきました。(いまも気を抜くと課題ではなく問題を羅列していることがあります、、、)
さいごに
この「課題」以外にも実は認識を誤っていることなどたくさんあると思うので、
ここで学んだ一番大きなこととしては、ちょっとでもわからないとか噛み合ってないと思った瞬間に、
先輩や上司に、自分の認識していることを共有し、どこでズレが起こっているのかを理解することが大切だなと感じました。