こんにちは、新卒PdMです。
自分は末端のメンバーでありながら、
役職上、リーダーシップを発揮しないといけない環境で仕事をさせてもらっています。
世の中の大半が「あんまり率先してやらないリーダーシップの発揮」をやっているのであれば、そのメリットについて
知っておきたいなあと思っていた時にこの本を読んで理解できました。
※今回の投稿はこの本の「リーダーシップのメリット」にフォーカスしているので全体像はまた違う投稿で行います。
リーダーシップって何?
超端的に言うと、
共同体のために「人を動かすこと」
- グループ全体としてベストに近づくように人々を動かす力。
- 相手に影響力を行使して、その人を動かして共同体の目的を達成する確率を高める力。
PdMになるまでは結構疎遠な言葉かな?と思っていたのですが、
意外と「やらないとプロダクトが1ミリも動かない」という状況になれば、
誰でも発揮できるものだなと最近思います。
実際にこの書籍には
生まれつきの特徴で決まっているものではなく、本人が意識して経験することで
「後天的」に育つものだそう。
影響力の大きさは置いといて、追い込まれると、本人なりにリーダシップを発揮し始めるそうです。
まさに今の自分の状態だなあと思いました。
リーダーシップって発揮して何がいいの?
やらないといけないことは仕方ないとして、やる以上はリターンがあるのかな?と思っていたのですが、
結構漠然としていて、それをこの本を通して明確になりました。
①1人では到達できない景色を見ることができる
「人を動かす力」が増すことで、自分のやりたいこと・やらないといけないこと(目的)のために
周囲の人を巻き込んで動かして、自分1人では不可能なことを実現可能にできる
まあ、確かにな。と思います。
新卒としてこれは結構強く感じます。
そもそもCanがめちゃくちゃ少ない新人にとって、ベテラン・スキル豊富な先輩の力を借りれることで
プロジェクトに推進力がつくことは経験としてあります。
②経済的リターンが手に入る
人間も“群れ”をなす動物の典型的な例です。
そのなかで“群れ”を統率できて、より多くの人々に、より良い仕事をさせることができる
「リーダシップ人材」の需要は極めて高くなるそうです。
それもそうだなと思います。
もともとみんなやりたくない役職で、でもその考え方ゆえに希少になるんだなと思います。
世界に目を向けると、年収10億の「雇われ経営者」もいるそう。
ここまで限度のない役職はあんまりないんじゃないか?とは思えました。
(ちょっとモチベーションあがった。)
③興奮と一緒に目が醒める毎朝が手に入る
これには半分くらいは同意します。(新卒目線で)
プロジェクトを進めることに関して、まじで右も左もわかっていない自分からすると、
プロジェクトを進める方法がわからないがゆえに、
進んでない感をずっと感じているときは、翌日働きたくない。。が
めちゃくちゃ強く出ます。
とはいえ、結構進める方向性や、やることが細かく砕けて明確なときは
「自分中心にものごとをすすめている」と感じれるときも結構あります。
こういうときは仕事に対してなんの億劫さも感じません。
全部自分で選んでいるから
- 誰かの顔色を伺う
- 「なんで?」とか思いながら仕事をする
みたいなことが一切ないので、こういう部分に関しての気持ちは超楽です。
プロジェクトの成功度合いそのものが自分の手中にあるので、その明暗は自分にかかっていると考えたら結構震えますが。
とはいえ、
- タスクを細かく砕いて今やるべきことを明確にする
- プロジェクトをうまく進めていけるように周りを頼りながらぐんぐん推進していける力
この2つがあれば、まあ働くの嫌やなあと思うことは格段に減るのだろうなあと思います。
リーダーシップを発揮するために
自分の中で、これ言ったものの、うまく進められるかな?とか
先輩がやったほうが効率的にすすめられるから烏滸がましくないか?とか
そういう恐怖心見たいなリミッターを外す練習を日々やっていって、
超求められる人材になって、
自分のやりたいようにやりたいことをやって、やりたいことのインパクトを大きくできるような
PdMになりたいなあと思えるようになった一冊でした。
管理職向けの本棚にありましたが、新卒が読むのも結構おすすめです!