スライドを作る大原則をまとめた

2024/04/02

コンサル
PdM
スライド作成術

スライドの役割は
「より早く、より正確に、より少ない労力でビジネスを進めるツール」

  • スライドについて
  • メッセージの作り方
  • グラフの使い方(マトリクス)

この書籍において、スライドを作る上で重要だと感じた3点をまとめて書いていく。

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スライドについて

①ページ番号をつける
②メッセージを書く
③出所を書く
④グラフ / チャートのタイトルを書く
⑤グラフ / チャートを書く
⑥脚注をつける

スライド作成において、⑤グラフ / チャートを書く から手をつける人が多いそう。
ここから作ってしまうと、「死にスライド」を大量を生み出してしまうらしい。
= 何が言いたいのか今一つはっきりしないスライドを大量に作り出してしまう。

よくある間違いが、「グラフ / チャートで言えること」をメッセージに書いてしまうこと。
そこは切り分けて、「メッセージを書く」ということ行なった上で、「グラフ / チャート」を作る。

メッセージの作り方

スライド作成において、メッセージ決めが命。
このメッセージを作るための条件が3つある

①1スライド1メッセージになっている
②明快な主張がある(ポジションをとっている)
③短い(ポイントが明確)

①は理解しやすいので、②, ③を説明する

②明快な主張がある(ポジションをとっている)
これは言い換えると、言い切れ。ということ。
分析した内容について、「自分はこう思う」としっかり言い切ることが大切。
「分析はできるものの、ポジションをとっていない」ことは
主張をシャープにしていないということ。つまり、伝わりづらさの残るスライドになってしまう。

③短い(ポイントが明確)
具体的には、30文字程度、長くても60文字以内。
30文字は20pのフォントで書けば、A4のスライドで1行で収まるレベルのこと。

条件をインプットした上で、メッセージをどう作るのか?
ここでは、MECEにたよらず、言いたいことをとにかく書き出していく。

スライド作成→メッセージ作成→ストーリー化ではなく
メッセージ作成→ストーリー化→スライド作成を意識する。

グラフの使い方

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実数値だけを用いるのでは、限界がでてくるので、その時に
構成比とし指数値を用いて作成する。

構成比:全体に占める割合を見せたい場合(例:シェアや、地域別の売上比率など)
指数値:過去との比較を見せたい場合(事業の成長度合いや、物価の変動など)

とはいえ、すぐに使いこなせるわけではないが、たくさんの引き出しを増やすために、
たくさんのグラフを作り続けることが重要

まとめ

これらの方法を使って、
自分がつたえたいことをまとめ上げ、説明し、共感させ、動かす
これができるように繰り返し意識したスライド作成を行なっていきたい。