[AWS] ec2にWebサーバを構築する⑤ 〜Apacheをインストールする〜

2023/2/10

AWS
Apache

AWSで作成したec2インスタンスにApacheをインストールしてWebサーバを構築したのでまとめてみました。
今回は実際にApacheをインストールしていきます。

前回までの記事はこちらになります。

  1. [AWS] ec2にWebサーバを構築する① 〜VPCを作成する〜
  2. [AWS] ec2にWebサーバを構築する② 〜インターネットに接続する〜
  3. [AWS] ec2にWebサーバを構築する③ 〜インスタンスを構築する〜
  4. [AWS] ec2にWebサーバを構築する④ 〜ファイアウォールを設定する〜

Apache

インスタンスをWebサーバとして機能させるためにはWebサーバソフトをインストールする必要があります。
Webサーバソフトには「Nginx」や「IIS」が存在します。
今回はシェアが高くLinux OSで採用されることが多い「Apache」をインストールします。

Apacheをインストールする

インスタンスにSSHでログインして下さい。

ssh -i [キーペアファイル] ec2-user@[パブリックIPv4アドレス]

Apacheをインストールします。

sudo yum -y install httpd

Apacheを起動します。

sudo systemctl start httpd.service

インスタンスを(再)起動するとApacheも自動で起動するように設定します。

sudo systemctl enable httpd.service

ファイアウォール

Apacheをインストールして起動したので、このec2インスタンスはWebサーバとして機能しています。
実際にブラウザからアクセスして確認します。

ファイアウォールを構成する

インスタンスのセキュリティグループの設定を変更してHTTP通信を許可します。

001.png

ブラウザでパブリックIPアドレスを入力してWebサーバに接続してください。
Apacheのデフォルトページが表示されれば成功です。

002.png

DNS

Amazon VPCには、VPC内の名前解決をするオプション機能が搭載されています。
この機能を有効にするとインスタンスにDNS名が設定されるようになります。

DNSサーバを構成する

対象のVPCを選択し「アクション」から「VPCの設定の編集」をクリックします。
「DNS ホスト名を有効化」にチェックをつけて保存します。

003.png

DNS名の確認

対象のインスタンスにチェックをつけると「パブリックDNS」の部分に割り当てられたDNS名が表示されます。

004.png

ブラウザでDNSを入力してWebサーバに接続してください。
先ほどと同様にApacheのデフォルトページが表示されれば成功です。

005.png

今回はここまでです。

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