[生成AI] Antigravityが出たので早速触ってみたよ

2025/11/22

Antigravity
生成AI

2025 年のエディタ界隈、ついに Google が本気を出してきました。
その名も 「Antigravity」。

正直エディタもコロコロ変わりすぎてめんどくさいですよね。
ただ、ここで置いていかれると今後も大変になりそうということで頑張ってついていっています。

結論から言うと、これは IDE というよりAIタスクマネジメントツールです。


見た目は VS Code。だが、中身はまったく別物だった

起動した瞬間、まず思うのがこれ。

「普通に VS Code じゃん」

UI や操作感はほぼ VS Code のフォーク。
ファイルツリー、エディタ、ターミナル……全部おなじみ。
学習コストはほぼゼロで、VS Code ユーザーなら違和感なく入れます。

ただ、右上を見ると「Open Agent Manager」という謎のボタンが。

1.png


エージェントマネージャーとは

Manager View の右側に Artifacts が一覧で並ぶので、「AI が何やってるのか俯瞰しながら開発」ができます。

複数タスクを投げている時は、この体験がめちゃくちゃ便利。

もう基本的にコード書くのはAIに任せている私のような人には、正直この方が見やすいなと感じました。

2.png


気になる Gemini のクォータ問題

Antigravity の AI は基本的に Gemini 3 Pro が本体です。
ただし……

けっこう簡単にクォータ上限に当たる。

小さいプロンプトでも「作業量が大きい」と判断されると一気に消費されるようで、私もすぐにクォータ切れしました。

クォータ切れの対策

  • 5 時間ごとにリセットされるので、時間を置く
  • Claude / GPT-OSS モデルに切り替える
  • タスクを小さく分割する
  • 大規模リポジトリ解析は避ける or 分割
  • 将来的には「有償拡張」もありそう(現在プレビュー)

Gemini を課金していても、Antigravity 側のモデル制限は別扱いっぽいので、エンタープライズ向けプランが出るまでは少し癖がありそうです。


Antigravity は「IDE」じゃなくて「AI開発OS」に近い

触れば触るほど、Antigravity は単なるエディタではなくて、「AI と協調するためのプラットフォーム」だと感じます。

いままでの IDE が「高速道路」だとしたら、Antigravity は 「完全自動運転レーン」 を追加してしまったような感じ。

まだプレビューで粗いところもあるし、クォータ制限も厳しいけど、それでも使いこなしていきたいツールだなと思いました。

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