ハワイ滞在記③ 高級コンデジGRⅢxのメリット・デメリットをお伝えします

2024/03/31

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こんにちは。今回は実際にハワイにGRⅢxを持っていってわかったことをお伝えできればと思います。個人的な感想もございますのでその点ご理解いただければ幸いです!
結論、GRⅢはとてもいい買い物でした。約半年悩み続けましたが購入に踏み切ってよかったです。金額に見合ったアウトプットを出してくれるので大変満足しています。では具体的にどこに満足していて、GRⅢxだけだと厳しいのはどこなのかをまとめていきます。

メリット

  • 起動が早いので反射的にカメラを構えられる
  • 軽くて持ち運ぼうという気になる
  • rawデータを保存できるので設定をミスっていても安心
  • 単焦点レンズなのでボケ感でiPhoneとの差が大きく出る
  • 価格が高すぎない

上記5点が特に感じたメリットです。本格的なカメラを軽装備で持っていけることに価値を感じました。旅行など荷物を極力減らしたいときや、場の雰囲気に合わせて大きなカメラを使わずガチ撮影感をなくしたいときはピッタリなカメラだと思いました。

デメリット

  • ファインダーがないので日差しが強い環境だと撮りづらい
  • 広角では撮れないので、シーンによってはiPhoneのほうが印象的な写真を撮りやすい
  • 自撮りはできない
  • 夜撮影はノイズが乗りやすい
  • マニュアルモードじゃないと手ブレする

ささやかなことではありますが、上記が実際に使ってみて感じたデメリットです。唯一ファインダーがないのが一番困ったくらいです。晴れた外に限った話ではありますが、ファインダーがあるのとないとでマニュアル撮影をする人にとってはやりやすさは変わってくるので…。それでもこの点は理解して購入したのでOKです。その他のデメリットについても、iPhoneとの併用でクリアになることが多かったです。

価格が高いカメラだと良い写真が撮れる訳ではない

GRⅢxに限った話ではなくカメラを扱う上での話にはなりますが、良い写真を撮るためには「撮りまくる→カメラに慣れる→自画自賛する→他の写真家の写真を見る→撮りまくる」という好循環を生み出すことが非常に大事です。カメラのスペックではなくカメラと友達になることが大事で、できれば毎日写真を撮るのがいいです。人生に価値がない時間はないので一日1枚ぐらいは撮りたい写真はあると思います。なければ散歩など、見つけるためのアクションをしましょう。
「撮りまくる」について経験談をお伝えすると、(偉そうなことを言っておきながら)最初のカメラは会社備品を使っていただけ、SDカードもチーム共有という状況だったのでなかなか「撮りまくる」ことができませんでした。そのため「YouTubeなどで知識はあるけど、こだわりはない」というマインドで、今振り返るとカメラマンとしては名乗れないレベルでした。

しかし、自分が推進する動画プロジェクトを持ったことをきっかけに状況は変わります。ビデオカメラを自分専用の備品として所有しても良いことになり「撮りまくる」ようになってから、周囲の評価も良い動画・写真を撮れる人に変わっていきました。すると、動画編集やスチール撮影、撮影ディレクションの依頼が増えていきました。
ここでお伝えしたいことはGRⅢxが最初のフェーズの「撮りまくる」をしやすいカメラだということです。軽くて小さいのにスペックは申し分ないので、どこでも写真を撮りたいと思わせてくれます(そしてカメラ沼へとハマっていくわけですが...笑)

ここで、別に良い写真を撮る必要はなく、記録できればいいという考えもあるかと思います。実際、ほとんどの人がそうだと思いますし、折角買ったカメラを使いこなせずに押入れに眠っていると耳にしたことは沢山あります。
それでもカメラ好きが高いカメラを買うのは撮る理由が明確にあるからです。インスタでの発信を他の投稿者と差別化したい、高いカメラを買って所有欲を満たしたい(腕時計に似た感覚だと思います)などなど。筆者の場合は友人や妻など好きな人と過ごす時間に貴重な価値があると思っているので、カメラにコストをかけてちゃんと記録したいと思ってカメラを購入しました。今回のGRⅢxも同様です。「あのとき写真を撮っておけばよかった」と思っても時間は戻せないので、後悔しない写真を撮りたいということですね。そしてこだわっていくと次第に「これいい写真じゃん!すごい!」と周囲から褒めてもらえるようになって、より熱が入っていく感じです。そうすると「撮りまくる→カメラに慣れる→自画自賛する→他の写真家の写真を見る→撮りまくる」の好循環が生まれます。

もしあなたが少しでも今より写真がうまくなりたいと思っているのであれば、相棒のカメラを見つけてその相棒と出かけて撮りまくるのをおすすめします。iPhoneの最新機種を買うのでもいいです。そうすると次第に出かけるときの視点が変わっていき、「この店のホワイトバランスは4200Kぐらいだな」「この角度だと照明の位置が悪くて影が入ってしまう」「このシーンはこの構図・シャッタースピードがいいな」「この広告の写真、自分だったらこう撮るな」といった変態的な見方をするようになっていくかと思います。

さいごに

別にカメラでなくてもいいのですが、好きなものからこだわりの専門的な視点を持つことでビジネスにつながっていくと思っています。マーケティング観点でもデザイン観点でも、開発観点でもまず1つ見つけて、その観点を増やしていけるのがいいのかなと。私はその観点の数が少ないので、増やしていかねば...。

3回にわたってハワイ滞在記を通じてGRⅢxを評価してきましたがいかがでしたか。作例や振り返りが参考になれば嬉しいです!それでは〜

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