MacOSでは、スクリーンショットを撮影すると、デフォルトのファイル名が自動的に割り当てられます。しかし、場合によっては、ファイル名をより具体的なものや個人的な(接頭辞)を付けたい場合もあります。この記事では、MacOSでスクリーンショットのファイル名をカスタマイズする方法を解説します。
【1】スクリーンショットの設定を変更する
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「Finder」を開きます。
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上部のメニューバーから「アプリケーション」を選択し、「ユーティリティ」フォルダ内の「ターミナル」を開きます。
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ターミナルウィンドウに以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
arduinoCopy code defaults write com.apple.screencapture name "CustomName"
"CustomName"の部分には、希望するカスタムファイル名を入力します。例えば、"Screenshot"と入力した場合、スクリーンショットのファイル名は「Screenshot 2023-07-08 at 10.30.15.png」となります。
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ターミナルウィンドウを閉じます。
【2】変更を反映させる
- ターミナルを閉じた後、Dockの一番左にある「Finder」アイコンをクリックします。
- 上部のメニューバーから「Finder」を選択し、「再起動」を選択します。
- 再起動が完了したら、スクリーンショットを撮影してみます。
スクリーンショットのファイル名は、指定したカスタム名に変更されているはずです。
注意事項:
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カスタムファイル名には、英数字、ハイフン、アンダースコアなどの一般的な記号を使用できます。
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カスタムファイル名の指定を解除し、デフォルトのファイル名に戻したい場合は、ターミナルで以下のコマンドを実行してください。
arduinoCopy code defaults delete com.apple.screencapture name
MacOSでスクリーンショットのファイル名をカスタマイズすることは結構簡単にできます。
筆者は更にスクリーンショットをクラウドへ自動アップロードする設定もして、複数端末でもスクリーンショットを一括管理できるようにしてます。
時間がある際にぜひ設定してみてください〜
おまけ
▼icloudで作ったフォルダへ自動保存させるコマンド
defaults write com.apple.screencapture location ~/Library/Mobile\Documents/com\~apple\~CloudDocs/フォルダ名
killall SystemUIServer
▼ファイル名からスクリーンショット
のテキストだけ消すコマンド
defaults write com.apple.screencapture name ""
killall SystemUIServer