こんにちは。
最近、GoogleのAIエージェント型IDE 「Antigravity」 をアップデートしてから、エージェントの挙動がおかしいと感じていませんか?
具体的には、「ターミナルでコマンドを打ち込むだけで実行してくれない」「パスが通っていないと言われる」 といった現象です。私自身、この問題に直面しましたが、非常にシンプルな方法で解決できたので共有します。
1. 発生している主な症状(v1.22.2以降)
2026年4月のアップデート(v1.22.2)以降、以下のトラブルが多数報告されています。
- Enterキーが送信されない: エージェントが文字列を入力するものの、最後の実行(改行)が行われず、ターミナルが「入力待ち」で止まってしまう。
- 環境変数の欠落: GUI(アプリアイコン)から起動すると、
nodeやpythonなどのパスが認識されず、Command not foundになる。 - 権限エラー: 新しく導入された「Unified Permissions」の影響で、操作がブロックされる。
2. 最も確実な解決策:CLI(ターミナル)から起動する
結論から言うと、GUIのアイコンをクリックして起動するのではなく、お使いのターミナル(iTerm2やTerminal.appなど)からコマンドで起動するだけで解決します。
実行コマンド
プロジェクトのディレクトリに移動して、以下のコマンドを叩くだけです。
agy .
もし agy コマンドが使えない場合は、Antigravityの設定画面 Settings > Command Line からインストールしてください。
3. なぜ「agy .」で治るのか?
この不具合の根本原因は、 「GUI起動時の環境変数の不完全な読み込み」 にあります。
- GUI起動: macOSのシステムから直接起動されるため、
.zshrcや.bash_profileに記述したあなたの設定(PATHなど)が正しくエージェントに渡りません。 - CLI起動: すでに設定が読み込まれたシェル経由でアプリを起動するため、アプリそのものがあなたの開発環境を完全に引き継いだ状態で立ち上がります。
これにより、エージェントも迷うことなくコマンドを実行できるようになります。
4. それでも治らない場合にチェックすべき設定
もし上記を試してもダメな場合は、以下の設定を見直してみてください。
- Terminal Execution Policy:
Settings > Agent > Terminalにあるポリシーを 「Turbo」 または 「Always Proceed」 に変更する。 - アプリの再インストール:
設定ファイルの不整合が疑われる場合、~/Library/Application Support/Antigravity(Macの場合)を削除して再インストールを試すと改善するケースがあるようです。
まとめ
Antigravity v1.22.2でのターミナル不具合は、「ターミナル経由での起動(agy .)」 で回避可能です。
Google公式の修正パッチ(v1.22.3〜)が出るまでは、この方法が最も安定してエージェントに作業を任せられる方法となります。同じ悩みを持っている方の参考になれば幸いです。
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