Node.js / TypeScript / React / Next.jsの関係性

2025/05/01

Node.js
TypeScript
React
Next.js

Node.js / TypeScript / React / Next.jsの関係性についてまとめました。


1. 全体像

Node.js      ← JavaScriptをサーバーサイドでも動かせるようにしたWeb開発の実行環境(土台)
 ↑
TypeScript   ← JavaScriptスーパーセット
 ↑
React        ← UI(ユーザーインターフェース)を作るためのJavaScriptライブラリ
 ↑
Next.js      ← Reactベースのフレームワーク

2. 役割と関係性

Node.js

サーバーを立てたり、npm installなど全体の「下支え」となる。

  • Webサーバーを動かすことも、開発ツール(npmなど)を動かすこともできる
  • Next.jsやReactを動かすために必須

TypeScript

全体のコード品質・安全性を高めるために使う。

  • バグを減らし、チームでの開発や保守をしやすくする
  • ReactやNext.jsのコードをTypeScriptで書くのが主流

React

「見た目」や「操作感」を作る技術

  • 「コンポーネント」を組み合わせてWeb画面を作る
  • ページ遷移や状態の管理もできる
  • Next.jsの中核として使われている

Next.js

フルスタック開発が可能なReact特化型フレームワーク

  • ReactのUIに加え、ページ遷移、ルーティング、API、SSR、ビルドなどを提供
  • 「Reactだけで作ると面倒」な部分をすべて解決してくれる
  • Node.js の実行環境上で動作し、TypeScriptとも相性がよい

3. 開発フロー

  1. Node.jsで開発環境を構築する(npm install)
  2. TypeScriptで型安全なコードを書く
  3. ReactでUI(ボタン、一覧、フォーム)を作る
  4. Next.jsでページルーティング・APIエンドポイント・ビルドを管理する

TypeScript + React + Next.jsの構成例

page.tsx
export default function HomePage() {
  const [count, setCount] = useState<number>(0);
  return (
    <div>
      <h1>Hello</h1>
      <p>カウント: {count}</p>
      <button onClick={() => setCount(count + 1)}>+1</button>
    </div>
  );
}
  • TypeScriptによる型指定(useState<number>
  • ReactのUI
  • Next.jsのページルーティング(page.tsx
  • Node.jsが裏でこれらを動かす

今回はここまでです。

Related Posts